北海道・・車中泊聖地の旅!
(平成29年 6月5日〜18日 14日間 走行距離:2,780q )
10日目は富良野に入る

道の駅 鐘のあるまち・ちっぷべつ

富良野の「ファーム富田」


富良野は、北海道でやはり来たかった場所です。
観光雑誌、北海道旅行のパンフで見る美しい風景は印象的でした。

実際に、富良野に来てみると季節柄花は少なかったのですが、やはり想像していた以上の景色でした。

ファーム富田→日の出公園→フラワーランドふらの→ジェットコースターの路→四季彩の丘→拓真館→青い池 と廻りました。

ファーム富田は、観光バスも多く6月でも観光客でにぎわっていました。 広大な敷地で楽しむことができます。



フラワーランドふらの

ジェットコースターの路

四季彩の丘


フラワーランドふらの、四季彩の丘は富良野らしい素晴らしい景色でした。

印象的だったのが、北海道の他の場所と比較して中国人観光客の数が異常に多かったことです。
北海道は、中国でも人気の観光地と思いますが、富良野はまた特別なのか?

富良野は、狭い場所に多くの観光場所、施設があると勝手に思っていましたが、実は各場所がかなり離れていて車でないと移動できない広大な場所に点在していました。
さすがに北海道、広いですね!

「ジェットコースターの道」--なかなかのスリルでした。


拓真館

拓真館は、写真家「前田信三氏」の作品を展示し、建物自体が自然の風景に溶け込んでいます。

青い池は、山方向に少し車を走らせると見ることができます。
薄いブルーの神秘的な小さな池ですが、水面には立ったまま枯れたカラマツ、白樺が水面に映り、遠くには十勝岳連峰が見えます。

車中泊した道の駅:うたしないチロルの湯は隣のホテルで食事、温泉に入ることができます。
静かな道の駅で、オホーツク海のあの極寒・強風の場所と同じ北海道とは思えないほど暖かく静かでした。

車中泊車両は数台でしたが、隣で車中泊する室蘭からのご夫婦と話をすることができました。
ここには、車中泊でよく来られるようで冬は一日で1mも雪が積もるところだと言っていました。 静岡人は、あまり経験が無いので実際のところどんな感じか良く解りませんが?すごいんでしょうね!

夜に、ネットで二日後の新日本海フェリーを予約しました。


青い池

道の駅 スタープラザ芦別

車中泊は・・・道の駅 うたしないチロルの湯
11日目はニッカ蒸留所の余市で一泊

車中泊は・・・道の駅 スペースアップルよいち


朝は少し天気が悪かったのですがフェリーの乗船日も決まったので、早めに小樽近くまで来ました。
近くの道の駅は、小樽の隣の余市、道の駅:スペースアップルよいち・・・ここで車中泊しました。

ちょうど昼頃に着き、余市駅舎の売店で教えていただいた駅前通りの魚屋さん2階の食堂に入りました。
安くて、しかも新鮮な海鮮料理、結局夕食もここに来ることにしました。

午後は道の駅から徒歩5分、「ニッカウヰスキー余市蒸留所」を見学。 悪天候にも関わらず多くの見学者が来ていました。
道の駅に歩いて帰れる場所、しかも見学無料で試飲もできるとのことなので女性の案内で見学できるグループに参加しました。
広い敷地の施設を約30分見学、その後に試飲コーナーで3種類のウヰスキーを飲み比べることができました。
案内してくれた女性が、帰るまで親切に声をかけていただき感激しましたが、出身が静岡市の葵区とのことで再度驚きました。

車中泊した道の駅には風呂が無いため、歩いて5分の大衆浴場「宇宙の湯」に行きました。
観光地の華やかな温泉施設と違って、地域で愛される庶民的な浴場でした。

道の駅:スペースアップルよいちは、小樽に近いこともあり車中泊車両は駐車場に数えきれないほど駐車していました。
ここでも、浜松ナンバーの車中泊者と少しだけ話をすことができました。



安くて美味しい昼食を

ニッカウヰスキー余市蒸留所

ウヰスキーの試飲(3種類)

北海道最後の日、12日目は小樽観光、フェリーで新潟へ

小樽運河

小樽の街を楽しむ

金融資料館(旧日銀小樽支店)

1万円札なら一千億円分の札束(大きさ)


朝早く余市から小樽港に!
9時に新日本海フェリーターミナルで乗船手続きを終え、小樽観光に出かけました。
小樽運河、金融資料館(旧日銀小樽支店)他・・時間があるのでぶらぶらと午後まで探索しました。

ずいぶん前に、ツアー旅行で小樽に来ましたが、あまり覚えていないのと、こんなにのんびりと街中を歩くことはできなかったので・・暇つぶしがなかなか楽しい一日となりました。


新日本海フェリー「らべんだあ」

北海道・小樽に別れを告げる

帰りは疲れたので半個室の「ツーリストS」

フェリーのエントランス

メインの案内にはペッパー君がお手伝い

朝9時に乗船手続きした、小樽→新潟行きの日本海フェリー「らべんだあ」が17時に小樽港を離れました。
車中泊で楽しんできた北海道とも、これで最後です。
極寒のオホーツク海沿岸、美しい景色の富良野etc、様々な体験と思い出深い北海道ともこれでお別れです!

フェリーは、3月に初航海の新船「らべんだあ」です。
ちょっと疲れた帰りは、施錠のできる半個室「ツーリストS」を2部屋とりました。 TV付きですが、音はイヤホンのみ、地上デジタル放送が見れないなどで、あまり長時間テレビは見ませんでした。

このフェリー(らべんだあ)の一番良かったのは、船の露天風呂でした。
船の露天風呂は珍しいようで、動く広い海原を見ながら入る露天風呂は最高でした!

船内では、ビンゴ大会、ギターソロ演奏など楽しめるイベントもありました。

13日目の朝に新潟港

新潟港が見えてきた

降りる準備の車両

新潟から信州に

信州上田の真田氏歴史館

道の駅 みまき

最後の車中泊は、道の駅マルメロの駅ながと

道の駅マルメロの駅で最後の車中泊


新潟港から高速を走り、信州上田の真田氏歴史館で時間をつぶしました。

静岡に帰る前に、道の駅マルメロの駅でもう一泊車中泊しました。
以前新潟方面の車中泊旅行で、この道の駅で車中泊した経験があります。
前回も同じでしたが、駐車場中央に大型車両の駐車場所があり夜通しディーゼルエンジンをかけたままの大型車両があります。
この道の駅は、トイレが遠くても少し離れた場所の方が静かで安眠できるかも知れません!

14日目は


北海道車中泊の予定する全ての工程を終え、何とか無事に帰ってくることが出来ました。

帰宅して、スズキエブリィワゴンも車庫に入りました。
14日間、走行距離は2,780kmでした。

帰ってきてから、北海道を思い出しながら飲んだ増毛の国稀は美味しかった(*^_^*)


正直、軽ワゴンに夫婦二人で長期間はキツイ面もありましたが、何より宿の予約無し、宿泊料金無料・・ってのがメリットでありボンビー車中泊旅は経験するとやめられなくなります!
ガマンしなければならない事もありますが、反面、同じ車中泊者との交流、また車中泊するのに工夫せざるを得ないこと・・などの車中泊ならではの楽しみもたくさんあります。

今回は同じ車中泊でも、キャンピングカー、ハイエースなどのバンコンタイプのキャンパー、私のように一般車両での愛好者と交流を通してノウハウ・アイデアなどを聞くことも一つの目的でした。
なるべく挨拶し、話しかけるように心がけ、各道の駅で多くの車中泊者と交流しお話を聞くことがきました。

先々、中古でも良いのでキャンピングカーで快適な車中泊が出来ればと考えたこともありますが・・・。
結論として・・道の駅で車中泊する限りキャンピングカーはまったく必要ないことが解りました。

・キャンピングカーについているトイレは、後処理が面倒であまり使っていない。
(最近はウオシュレットも多くなった道の駅24時間トイレを利用した方が簡単!)
・シンク(流し台)は、新しい水と排水を、毎回、大型ポリタンクで処理することが必要。
・プロパンガスレンジは、ボンベが重い、またガスの充てんが面倒。(カセットボンベに変えた方もいる)
・キャンピングカーは、ベースがトラックなのでトルクはあるが加速が悪い。

など、所有者から実際の生の情報をお聞きすることができました。


やはり北海道は車中泊の聖地・・・道外からの車両が多く、温泉のある道の駅は毎回多くの方が車中泊していました。
車中泊者と交流することで、皆さんそれぞれ目的を持ってその目的に沿ったスタイルの車中泊を楽しんでいることが良く解りました。

今回の北海道車中泊旅行は14日間、走行距離は 2,780Km でした。
スズキエブリィワゴンは、まったくトラブルもなく「日本の軽自動車 はタフですごい!!」 ってことも良く解りました。
同じ軽ワゴンで廻っていた方が言ってましたが・・・燃費が良い、高速が安い、フェリーも安い・・何と言っても狭い道でも大丈夫、北海道に来るなら軽自動車ワゴンは最高だと言っていました。

北海道のような遠くは無理としても、そしてあと何年出来るかは分かりませんが、趣味としてこれからも車中泊を楽しんでいきたいと思います。

最後に、冬は流氷、6月でもダウンジャケットが必要なオホーツク海沿線で車中泊2泊を経験すると、雪の降らない静岡県に住んでいるだけで幸せかも知れないと感じることができました。







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