北海道・・車中泊聖地の旅!
(平成29年 6月5日〜18日 14日間 走行距離:2,780q )


車中泊を趣味にした時から、車中泊の聖地である北海道を一度は訪れたいと思っていました。

北海道!軽ワゴンで本当に大丈夫なのか?
車中泊旅行も、今まで最高が一週間・・半月もの間を車中泊で過ごせるか?
いろいろと不安はありましたが、年齢を重ねていくなか先々行けるという保証も無く、今なら何とか実行出来るのでは・・と言う気持ちから思い切って出かけることにしました。

せっかくなので、行き帰りに東北地方を観光しながらとも考えましたが、あまり留守を空けられない事情、なにより最大の目的は北海道を車中泊で廻ることであり・・行きは仙台から苫小牧に、帰りは小樽から新潟までフェリーを利用することにしました。

疲れたら、ホテルに一泊・・・なんてことも考えましたが、フェリー以外は車中泊でないと車中泊聖地を達成したことにならない・・との思いから、全て車中泊で乗り切る覚悟で不安と期待を抱えながらの出発でした。

北海道は、まず日本の最北端である「宗谷岬」を目指し、その地の碑の横で写真に収まることを目標としました。
また、今回は同じ車中泊でも、キャンピングカー、ハイエースなどのバンコンタイプのキャンパー、私のように一般車両を利用した愛好者と交流し車中泊のノウハウ・アイデア、またそれぞれの車両事情などを聞くことも一つの目的でした。
今回、多くの車中泊者と交流ができ、またいろいろな状況・事情を聴くことができました。


1日目の車中泊は、道の駅「うつのみやロマンチック村」

車中泊は「道の駅 うつのみやロマンチック村」

車中泊車両は約30台ほど

浜松ナンバーのハイエースバンコン車両

静岡を出発、河口湖ICから中央自動車道→首都圏中央連絡自動車道→東北自動車道を走り、道の駅:うつのみやロマンチック村まで。
ここで最初の車中泊をしました。
とても敷地が広い道の駅で、たくさんの施設と共に温泉もあります。
車中泊は、温泉で疲れをとってゆっくりと休むことが出来ました。

車中泊車両は、キャンピングカーを含め30台ほど・・・。

ここで、偶然にも同じ静岡県で浜松NOのハイエースのバンコンで車中泊されている方と交流ができました。
仕事を引退されてから、夫婦で楽しまれているとのこと。
メーカー仕様のバンコンの内部を見させていただきました。
ベット、シンクetc・・やはり使い勝手は良さそうで全長5.3mを上手く利用した余裕の居住空間の車内でした。
目的地は私と同じ北海道で、これから向かう途中とのことでした。
2日目は午後7時40分にフェリー

乗船前の松島観光

瑞巌寺にも

太平洋フェリー「きそ」

フェリーの客室、B寝台

朝、ロビーでのミニセッション


今日は、19時40分に事前予約した太平洋フェリー「きそ」に乗るために、仙台港に12時・・・早めに着きました。

まだ半日時間があるので、松島を観光、瑞巌寺で旅の安全をお願いしました。

時間通りフェリーに乗船、ベットは低額のB寝台でカプセルホテルのような感じでした。
カーテンを降ろせば、プライベートは確保できます。

船内では、シアターまた朝ロビーでミニセッションが行われ船の楽しさを演出していました。

3日目・・北海道の苫小牧港に!

苫小牧港が見えてきた

道の駅 おとふけ


翌日の午前11時、苫小牧港に着岸、やっと北海道の地に愛車エブリーワゴン「還吉」君を上陸させることが出来ました。

道東自動車道を走り、十勝牧場の白樺並木まで・・・想像していた北海道の景色に出会いました。
北海道で最初の車中泊は、道の駅:しろほ温泉でした。
ここでは、車中泊しながら北海道を楽しまれている方々と交流することができました。


十勝牧場の白樺並木・・これが北海道!

道の駅 ピア21しほろ

道の駅内でペッパー君と!

車中泊は・・道の駅 しろほ温泉

広島からのエブリィワゴン、屋根にソーラーパネルが

きれいにセットされた車内、右側で就寝されるようだ

TV、コントローラー下にレンジ、前に冷蔵庫が!

同じエブリーワゴンで、屋根にソーラーパネルを設置されている車両に出会い声をかけさせていただきました。
私は、遠く静岡からはるばる来たと思っていましたが、なんと広島からのエブリーでした(^-^;。

お一人で車中泊されていましたが、車内を拝見させていただくと・・・これが、すごい!!(*^_^*)
2台のサブバッテリーで220W、これにソーラーから充電、テレビ、冷蔵庫、電子レンジまで。 食品貯蔵庫までありました。
全て自作されたようで、ソーラーパネルコントローラーから車中泊に必要な全ての物が整然と設置されていました。
私と同じエブリーワゴン、設置にはいろいろと工夫され、また苦労されたことを同感致しました。

その他、全国のウオーキング大会を車中泊しながら楽しんでいるご夫婦、同じ道の駅に5日間も車中泊している方、等々同じ車中泊でもそれぞれのスタイルに合わせた車中泊をしていることが解りました。

雨の4日目・・走る!

道の駅 あしょろ銀河ホール21

駅内に松山千春コーナーがあった

雨で見えない阿寒湖

道の駅 摩周温泉

車中泊は・・道の駅 パパスランドさっつる

朝から雨(-_-;)
同じ車中泊者の中には、雨は動かない方もいるようだが、車の中でじっとしているのも時間の無駄・・と考えて次の目的地、阿寒湖・摩周湖方面に向け走ることにした。

想像はしていたが、阿寒湖は看板のみでまったく見えない(^-^;
摩周湖の第三駐車場に進むと、期待していた霧の摩周湖とは一変して豪雨で強風の摩周湖になっていました(-_-;)

結局、見たかった摩周湖も見れずに早めに車中泊する道の駅:パパスランドさっつるに向かった。

天気予報をネットで見ると・・明日は朝から晴れそうだ、1時間かけて戻り見たかった摩周湖を見るべきか? 悩むところだ?
車中泊経験者は、雨の時にはあえて動かない・・という方も多いが、結果的にはそれが正解だったのかも知れない!
5日目・・摩周湖に一度戻ることに

裏摩周湖の途中にある「神の子池」


道の駅で聞くと、裏摩周湖の方が近いとの情報、また途中の「神の子池」も見れそうなので、朝6時に出発して片道1時間、往復2時間の時間ロスを覚悟で戻ることにしました。

神の子池は、メイン道路から2kmほど舗装されていない道路を進むが、見る価値は充分にある神秘的な青い池でした。

その先に進み、裏摩周湖・・・戻ってきて良かった(*^_^*)
なんときれいな湖、期待以上の景色に感激しました。

裏摩周展望台から見た摩周湖の景色

道の駅 はなやか小清水

小清水原生花園

道の駅 流氷街道網走

能取岬

博物館 網走監獄

道の駅 サロマ湖

道の駅 アイランド湧別

車中泊は・・道の駅 チューリップの湯

車中泊する車内はこんな感じです


摩周湖を見てから、網走方向に進み、途中の道の駅に寄りながら「小清水原生花園」に。
その先に進み「能取岬」、ここに来たからには有名な・・・今は博物館となっている「博物館 網走監獄」を見学。

車中泊は・・道の駅:かみゆうべつ温泉チューリップの湯 で。

夜は雨模様、朝まで続くようならそろそろ疲れも出てきたのでゆっくり出かけることにした。

朝、毛布の後ろ側が少し湿っていたので、雨漏り? かと心配したが、どうも後部ガラス内側についた霜が下に垂れてきたようだ。


6日目は極寒車中泊・・7日目は雨で同じ道の駅で待機車中泊

朝の「コムケ湖」

道の駅 オホーツク紋別

道の駅 おこっぺ

昼は、今回初めてのコンロでの湯沸かし

道の駅 おうむ

道の駅 マリーンアイランド岡島

ベニヤ原生花園

車中泊は・・道の駅 さるふつ公園


7日目も寒さをこらえて車中泊

朝コムケ湖に寄ってから、道の駅:オホーツク紋別に。
ここには、「流氷科学センター」があり冬には来れないので時間をかけて見ることにしました。

昼は風の無い場所で、北海道で初めてのカセットコンロで湯沸かし、昼食を済ませ翌朝のお湯をポットに保存!

車中泊は・・道の駅:さるふつ公園、目的地の「宗谷岬」まで目と鼻の先ですが・・・寒い!寒い! 外は、セーターでも寒い!
ネットで調べたら、昼6度、明方は3度の予報でした。
とにかく、強風と雨、寒さで6月とは思えない(^-^;(静岡人)

車中泊、大丈夫かな?(^-^; 
厚い靴下、ヒートテック下着、寝袋と毛布2枚で対応してなんとか車中泊ができました。
7日目も朝起きたら雨(-_-;) 今回は動かず寒さをこらえながら、ここで2日目の車中泊と決めました。
救いは、温泉が300円と安く2日間ともに体を温めて寝ることが出来ました。







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