ＫＡＮＴＡＲＯ　ＢＬＯＧ

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★その一言が★

将来でなく、過去を振り返るようになると…そろそろ人生の壁が見えてきたことになるのかも知れません？
このブログを見ている方も、身近にいる方の一言で将来の道を決めた方も多いと思います。
若い人へのアドバイスは、責任を持って慎重に！！「その一言が一生を決めるかも知れません？」
先日親戚の22歳の女性から聞かれました？「私は、これからどんな夢を持って、どんな仕事に？おじさんはどうしてテレビの仕事に？」　そう言えば、50年前…私も同じことで悩んでいました。
人との交流も苦手だし、就職は電機メーカーの技術へ…選択肢は一つでした？
大学三年生、バイトしていた東京12チャンネル(テレビ東京)で、生涯の恩師になる3年前に他界されたアマチュア無線で意気投合した当時40歳？の室長に相談しました。　
「君は何が好き？」「電気工学科ですが、音楽が好きなので音響機器とか、楽譜はあまり読めませんがギターはコードくらいなら…」と答えると…「今日の夜は大丈夫？」「ええ〜」と連れていかれたのは…テレ東の音楽番組の生ライブでした。　
しかも客席ではなくて、会場最後尾にある「音響ミキサー卓」でした。ここで、音合わせ、カメリハで作業する音声さんを見ているように言われました。
「君の趣味性格を見ていると、ピッタリの仕事は放送局の技術と音声ミキサーだよ！そう思わない？」と言われました。
当時キラキラと輝くアイドル、歌手などテレビの仕事とは無縁と思っていた自分が、ここに仕事があるかも知れない？・・そう思えて、暗闇に夢と光が見えた瞬間でした。
「明日は、12chの調整室と中継車を見せてあげるよ！」そう言われた夜は興奮して眠れなかったのを覚えています。
故郷で働く夢があったのですが、就職試験は、当時のテレビ局2つともに不合格でした(._.)
しかし、どうしても音声技術、テレビの技術の仕事が諦めきれなくて…関連会社の技術として就職ができ、以後は親会社でもお世話になることになりました。
長くなりましたが…
感受性豊富で、刺激で猛進する若い人達へのアドバイスは、その一言でその人の人生まで変えるかもしれない・・　そんなことを考えて、慎重にまた責任を持って真正面から言葉を発することが大事だと思った高齢者でした。
…ビール飲みながら書いていたら、ダラダラになってしまいましたm(_ _)m
余談ですが…その時のテレ東ライブ歌謡番組で衝撃を受けたのが「岩崎宏美 ロマンス」、ミキサー研修会での終了テストは、「マルチ16チャンネルのミキシング…《杏里の悲しみが止まらない》」でした。