そういえば、BSの昔の歌謡曲とか、水戸黄門を見る時間が長くなった気がします。 ・・・イカン、イカン!記憶がバックし始めている(^-^;
死ぬ日まで、最新テクノロジーを勉強して出来れば触って体験すると決めたのだった(^.^)
という事で・・バッテリーについて少し調べましたので書いてみます。
バッテリー? メンテナンスフリーを車に積んでいるから大丈夫です!・・そう言わずに・・私と同じで、きっと鉛バッテリー時代の概念そのままでは??
バッテリーの寿命はどのくらいか? 最低限のメンテナンスは? 温度で充電放電は変わる?・・・等々いろんな疑問があります。
また、一口にバッテリーと言っても多種多様・・特にこれからEV自動車になると、車の性能、走行距離を決める大きな要因になるのもバッテリーです。
>>まず、車用バッテリーには・・
■開栓型バッテリー
バッテリー液(希硫酸)が蒸発により減っていくので、定期的な点検が必要。
■メンテナンスフリーバッテリー
密閉型は、メンテナンスを不要とし、気密性が高く、バッテリー液の減りがほとんどなく、液の減りを気にすることなく寿命まで使用できる。
■ドライバッテリー
電極にバッテリー液が染み込むように充填され密閉されています。充電式乾電池というイメージで非常に軽量ですが、非常に高価です。
■アイドリングストップ車用バッテリー
アイドリングストップ車は、エンジン始動のたびに多くの電力を必要とします。もちろん、エンジン停止中もエアコンやカーナビは動作しているので、電力消費は多くなります。そこで、大容量で素早い充放電性能が要求されます。
■ハイブリッド車補機バッテリー
車内のさまざまな機能装備に電力を供給し、これがないとハイブリッド車は動かせません。そのため、大容量で、価格も高くまたバッテリー上がりを起こすと著しく劣化します。
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走行用バッテリーの重要な役目は、まずエンジンを起動すること・・これにはセルモーターを回すのに瞬間的に大電流を流せることが必要です。 常に充放電を繰り返す車の鉛バッテリーは、通常の走行で2年を過ぎると満充電が70%以下となり、完全放電した場合は、ほぼ使えなくなります。2年を目安に、バッテリーテスターや比重計で測定して基準値を下回ったら即交換ですね!
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>>モバイル用バッテリー・・
最近コロナ禍で話題になり注目されているのが、アウトドア、災害時、車中泊で使用できる「モバイルバッテリー」です。
今や、海外製品も含めると・・その種類の多さと値段の差には驚きます。 当然、信用できる商品から発火の危険性のある粗悪品まで公然と売られています。
AC100Vで100W〜1,000W程度まで使えるモバイルバッテリーは、知識が無くても簡単でとにかく気軽に使えます。リチウムイオンバッテリーとインバーターがケース内にセットされていてAC100V、DC12V、12Vシガーソケット、USBから5Vスマホまで使用できます。充電入力は、AC100V、12Vカーシガーソケット、中にはソーラーパネル用コントローラーを内臓しているものもあります。
バッテリー容量によってはどこでも、照明、テレビ、扇風機、電気毛布、IHコンロ、レンジ、ドライヤーまで使用できます。
値段は、2万〜5万円程度から1,000W以上は10、20万円以上にもなります。
キャンピングカーで設置するサブバッテリーも同じですが、常に充放電の幅が大きく、また繰り返し使用します。
ですので、求められるスペックは・・・何回充電しても当初の容量を100%使用できるバッテリーです。
「モバイルバッテリー」「サブバッテリー」共に、繰り返し使うことを考えて作られており、電気を100%使いきっても回復に強く、繰り返し充放電が可能ですが、実際には半永久的に使用することは出来ません。
鉛ディープサイクルバッテリーは・・・
・充放電回数 約2〜300回程度(通常2年位) ・値段が安い ・完全密閉型以外の物は希硫酸ガス発生のガス抜きが必要 ・充電時間が長い ・重い
リチウムイオンバッテリーは・・・
・充放電回数約2,000回以上 鉛バッテリーの10倍程(10年近く) ・値段が高額 ・軽量でコンパクト ・液漏れもなく安全 ・過充電で爆発の危険性
現在使われているリチウムイオンバッテリーの種類
【最新注目】
最近注目される・・・リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、長期安定性、低毒性、低コストなどのいくつかの利点により、今では広く使用されています。
(EV車でも、近距離用日本車また安価な中国製EV車などに積まれています)
・値段が手頃(鉛とリチウムの間) ・・充放電回数も1000回以上
・液漏れもなく安全
と手頃な値段と、安全に長期に使用できることで評価されています。
しかし、欠点は0度以下での充電は発火等の危険性があり温度センサー制御基板(BTS)で0度になると充電をカットをします。
全てのバッテリーに言えることですが、0度以下では充電機能が低下し、放電も充分な電力を放出できません。
最近は、0度以下になると自分の電力でバッテリー自体を温めて充放電効率を100%にするバッテリーまで販売されています。
とにかく寒くなるとバッテリー・電池の能力は低下するので、エアコンのリモコンを近くまで持っていく、電動シャッターのリモコンが遠くから稼働できない、毎日充電しないと電気カミソリが弱くなる・・など冬の寒さはバッテリー・電池の充放電には大敵のようですね!
私のような昔の人間は、バッテリーは上がらないように常に充電しなければいけない!という頭があります。リチウムでは、放電よりも過充電にもっと気を付けなければいけません。
古い人間は、そろそろバッテリー、電池の考え方を変える時期かも知れませんね!
スマホ他充電できる家電製品のほとんどは、リチウムイオンが使われています。
リチウムイオンは、放電曲線が電圧と比例して落ちる鉛電池と違って、ある電圧までは放電する電流が落ちない性質があります。
懐中電灯のように「使っていると、だんだん暗くなる」ではなく「ある時、突然消える」って感じですか?
EV車のスピードが、アクセル踏んでも「だんだん遅くなる」では困りますから(^-^;
リチウムイオンは、繰り返し充電できる利点がある半面、過充電では爆発の危険性があることを頭に入れておきましょう!(-_-;)
私のスマホバッテリーのように、過充電でガスが発生、ハマグリスマホ(膨らんだスマホ)になり、そのまま充電すると爆発する危険性があります。
(私は怖いので、今は100%充電で電流カットの過充電防止ケーブルをネットで買って(1000円程度)使っています)
ルンバのような、常に充電状態にある機器には過充電防止装置がついているようですが?
100%充電したら、50%放電し・・また100%充電・・これが理想かも知れませんね?